日眞上人祥月命日

今日は先々代住職のご命日。


天気は曇りで湿気たっぷり。

こんな日は塗り物のお掃除に限る!


きれいに掃除をした本堂でゆっくりと先々代のためにお経をあげるべく、お掃除開始!


塗り物に限らず、湿気が汚れを浮かしてくれているので、まぁ~よく落ちる。
濡らしてもいない塗り物用の布がしっとり、そして黒くなっていく。


すっかり掃除を終え、一休みをしてからお経というか、追善報恩法要ですね。
日宏上人から「お上人の法事の時に誦むといい」と言われていた法師品の訓読も手元に用意した。

母や妹にもお焼香をしてもらい、
法要後にお茶を飲みながら

「あの年は本当に暑かったね…」としみじみ。

亡くなった日も、お通夜も、葬儀の日も。
カンカン照りで、テントの下のお上人の暑さを思って、
檀家さんが気を利かせて境内に水を撒いてくれたのだが、
境内は砂利を敷き詰めてあるので水蒸気が立ちのぼり
テントの中はサウナ状態だったとか^-^;
皆さん式の前にびっちょりになってしまっていたらしい。


それも当人ではないので^-^;今となっては苦笑交じりの昔話。


この夜、日蓮聖人の御遺文を読む会があり、
六本木名物を手土産に都立大学駅そばのお寺さんへ伺った。


手土産の説明をするとご住職に法名を訊ねられた。
そして会が始まる前に手短ではあるけれど、
先々代住職のご回向をしてくださいました。

あまり考えたことはなかったけれど、
もうご遷化されて丸15年が経っていた。

満63歳…
今考えるとやっぱり早すぎるお別れですよね。


こんなにしみじみ先々代住職のことを思いだした祥月命日も数えるくらいしかないような気がする。

よい一日が過ごせた^-^